2018年07月10日
平成29年においては、「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を初めて実施し、各災防団体等と連携して熱中症予防対策に取り組んできたところです。
平成29年の職場における熱中症の発生状況(速報値)を見ると、死亡者数は7月に10人、8月に6人で、平成28年の発生状況(確定値)と比較して計4人増加すつ結果となりました。死亡災害の発生状況を見ると、WBGT値(暑さ指数)計を事業場で準備していないために作業環境の把握や作業計画の変更ができていない例や、熱中症になった労働者の発見や救急搬送が遅れた例、事業場における健康管理を適切に実施していない例などが見られます。このようなことから、職場における熱中症対策がまだ十分に浸透していなかったと考えられ、熱中症予防対策の徹底を図る必要があります。
このため、平成30年においても、「STOP!熱中症クールワークキャンペーン」を実施することとしました。これを受け、「職場における熱中症予防対策要領」を定めておりますので、これに基づき、熱中症予防対策の徹底をお願い致します。